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令和6年2月17日(土)Nキャリア 小学校・中学校合同の「百人一首大会」が行われました。

本校は、スポーツの校技として剣道があります。現在、小学生は全員、中学生は男子が校技としての剣道を学んでいます。
来年度からは、文化的な校技として「コーラス」「百人一首」を実施したいと考えています。
そのきっかけとしたいという思いから、今回の「百人一首大会」を開催しました。

まず最初に、体育館にて、小学校・中学校合同の全体会が行われました。
特別講師として、久留米大学文学部の学生で、久留米かるた会所属の、田中友莉 名人と下田青葉 名人が来て下さいました。



体育館の中央に畳が並べられ、お二人の試技を見せていただきました。
お二人とも、カルタ歴は10年以上もあり、あまりにも素早く札を取るので、子ども達からは、「おー!」という感嘆の声がもれました。

「ちはやふる」の漫画や映画を見ていた子ども達も多く、その世界そのものだったので、感動していました。

各教室に戻り、スライドを見ながら、百人一首の歴史についてや、詠み人にはどんな人がいるのかなどを学びました。

また、百人一首のプリントの問題を解いたり、実際に百人一首を行ったりもしました。
この日に向けて、やるきっず10の時間などに、百人一首を行ってきた成果もあり、子ども達は素早く札を取っていました。

お二人の名人に、各教室をまわっていただきましたが、「小学校の頃から、この様な取り組みがあり、素晴らしいですね。」とお褒めの言葉をいただきました。



再度、体育館に集まり、小学生・中学生の各クラス代表1名が、田中 名人と対戦しました。
小学生は田中 名人 対 小学生6人で対戦して、小学生が3枚札を取ることができました。
しかし、名人の素早いこと!名人が札を取る時は、観客席まで、札が勢いよく跳んでいっていました。

最後にお二人の名人の話を聞きました。
「競技カルタは、年齢に関係がないので、子どもでも強くなれば名人になることができます。また、この競技には審判がいないので、競技者がお互いを尊重し合いながら戦うことが大切です。」とのお話がありました。

教室に戻り、お二人の名人に、お手紙を書きました。
子ども達の手紙のなかには、「名人のように素早く札を取ることができるようになりたい。」「いつか名人と大会で対戦できるようになりたい。」などのメッセージがありました。
これからの取り組みに、更なる良い変化が見られそうです!