「校技」として取り組みを始めた百人一首。昨年は久留米かるた協会の現役メンバーである大学生お二人をお迎えし、競技カルタと出会わせていただきました。
今年はなんと、小・中対決!!
中学校1・2年生はクラスマッチ形式で競技をし、交流戦に出場するメンバー12名が決まりました。
小学校は今年も、百人一首についての学習からスタート。その後、クラスごとに五色百人一首の全色対決を行い、取り札の多かった2名が交流戦に臨みました。
5年生の教室では、百人一首の番付表が(笑)日頃から熱戦が続いているようです。
いつもは机について対戦をしていますが、今日の交流戦は床に敷かれたマットの上で…ということで、小学生は教室の机を動かし、床に座って対戦を続けていました。
中学生は机について対戦。
日々、練習時間を確保するのが大変なようですが、どの部屋を覗いても、みんな真剣に札と向き合う姿が見られました。
いよいよ、小中交流戦の始まりです。
札の詠み手は、中学校 国語科の川上先生です。
当初の予定では体育館に集まり、小・中学生全員で交流戦を見守ることになっていたので、各自 座布団や防寒用の膝掛け等を用意していたのですが、前日からの寒波でかなり気温が下がっていることから、応援組は急遽、ライブ配信でそれぞれの教室から見守ることになりました。
小学校1年生から6年生までの代表者2名と中学生2名の対決。
練習量が多いのは圧倒的に小学生。でも、小学生は五色百人一首で20枚ずつ練習を続けているので100枚並んだカードを前に競技をするのは初めてです。
しかも、カードの文字がいつもとは全然違うというハンデ。
一方、中学生は小学生に比べ、練習量は少ないけれど、使い慣れた札で対戦ができるという小・中どちらにとってもハンデありの対戦になりました。
小・中どちらも互角の戦い!
交流戦の結果は、なんと3対3の引き分けでした。
大会に参加した児童・生徒どちらも「来年に向けて、またがんばるぞ!」と決意を新たにしたはずです。
みなさん、来年の大会までさらに練習を重ね、お気に入りの札、絶対に譲れない札をどんどん増やしてくださいね。
おまけに
交流戦では、日新館小学校を卒業した先輩と後輩の対決もありました。こうして毎年取り組みを続けていけば、今後すごい大会になっていくのではないかと楽しみです。
そして、ライブ配信が終わった後は、協力してお片付け。
札がちゃんとそろっているか、小学校1年生の子どもたちも楽しそうにお手伝いをしていました。
なんとも微笑ましい光景。
小・中学生がともに学べるってステキだなと改めて思いました。新年度には、この縦のつながりに「ひまわり幼稚園」の園児も加わる予定です。